パレード

ことばがただパレードしている、そんな場所

ベネッセが水族館で子どもの教育に関する個人情報収集することの効率のよさ

水族館で子どもの教育に関する個人情報を集めるっての、よくある話なんだろうけれど実際それを見たのは今年のGWに青森の浅虫水族館に行ったとき。

これを実際に見たときに、こりゃあ効率のよい釣り場ですよねそういえばそうですよねって思ったの。

 

 

 

 

だってさ、水族館って子どもの教育に興味がある経済的にそれなりの家庭の子しか来ないもの。この間水族館行ってねーって話してもぽかーんとしている子の層っていて、その子たちは家庭でお休みの日にみんなで水族館に行くっていう習慣がなかったりするのよ。その子たちの水族館は中学校の修学旅行で行った沖縄美ら海水族館が水族館体験の最初で最後の子もいる。旅行自体が、修学旅行が最初で最後も。

 

貧しい子っていうのは何もかも貧しくて生活経験も貧しくて食べ物も貧しくて手作りで何かを食べるっていうこともないことがある。学校に持っていくお弁当はコンビニで買わせて自分はパチンコに行って学校の諸経費は払わず、でも子どもにも携帯は持たせてその料金は毎月びっくりする額でっていう。もちろん家族旅行なんてしたことがない。子どもをつれて水族館なんて科学館なんてありえないましてや読書なんて。

 

秋田は「なべっこ」の文化がありまして秋に小学校は高学年の子とまじって、中学校あたりだとグループで遠方まで出向き芋の子汁を作るという風習がある。少なくとも県南はあります。芋の子汁なんで里芋が必要なんだけれどもこれはゆでてきてもらわないとすんなりと鍋ができないのでゆでてきてもらう。で、秋田の場合だと味噌なのかしょうゆなのか肉は何なのかでグループで少々もめる。しかしそのときに時々里芋自体をゆでたことがない、食卓にのぼりすらしない家庭がこの日本には確実にある。

そういう家庭に対して進研ゼミでどうのこうのってのはほんと無駄なんだろう。

同じスタンプラリーをパチンコ屋さんでやってみたらどうかのレベルでね。

 

なんも、不快感を感じるのはとてもわかるんだけれどもさ、己のお子さんがどんだけ何もかも与えずに健やかに育つの!?てのの不安感を持っている層が確実に来ていると思う水族館には。塾も習い事も行かせずに親の教育だけでどこにでも行けるようになれるかってばそうではないでしょうからそのひとつの要素としての進研ゼミだったら甘んじていいんじゃないのダイレクトメールが来るくらいで紙ごみが増える程度で直接直談判しにくるわけじゃなあるまいし。ああその手があったかって手遅れになるご自分の子どもの前にとりあえずやることやったしうちらのDNA引き継いでいてそれならばしょうがない自己責任だよねっていえる材料としての通信教育どんとこいじゃないですか。

 

てめえの個人情報にどんだけの価値があると思ってやがるんだこのやろうといちいち個人情報に関する同意書みたいなの集めてる現場としてはすげえ思うところあります。いいことしているがんばっている子の写真とか成果を全世界に知らしめたいです。ほめたいのです。それすら「いらない」ってのは親のエゴでしょう。だって子どもは基本ほめられたいものだもの。

 

まあそんなこんなで水族館はいいよっていう話です。