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パレード

ことばがただパレードしている、そんな場所

ヱヴァQ 見ました。感想。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 見ました。

地元だと絶対知っている子に会うな~と思ってわざわざ他県へ。でも高速道路休日割引で片道800円で行けちゃうんだもんね。まあこれが正解だった。だって今日朝一で「先生見ました?」って言ってきた子がいたから。その子には一度たりともエヴァンゲリオン好きだって話はしてない。他の誰にもそんなことを話したことはない。最初のころにリアルタイムで見ていたくちなのにこのことについて書くのは初めてだ。

 

どうも金曜ロードショーでやった「破」がすこぶるおもしろかったみたいだった。その子だけじゃなかった。破とてもおもしろい、エヴァおもしろい、週明けの学校の中でちょっとした熱っぽい何かがあった。めずらしいこと。暇な日常があって、友達同士同じテレビ見てるってことがあんまりもう、ない。「○○見た?」「うん見た見た。ほらあのシーン」、どうのこうの。最近だとほんとめずらしい。ちょっと前のM-1グランプリみたいな、同時性を再現したいときの熱。一クラスだけじゃない。ある男の子たちは元気に空から落ちてくる使徒を受け止めるその他を小芝居で楽しそうに再現VTRしてた。

 

おととし卒業した子(女の子、すごくかわいい。モデルにスカウトされている最中だそう)がエヴァ好きを公言していて好きなタイプは初号機って答えててそういうことなのかと感慨深かったのを思い出す。文化祭の追い出しソングにって今日の日はさようならをかけたらおもいっきし食いついてきてた。そんな子にも「まあわたしたちの年代の通過儀礼的なやつだったからね」なんていやいやそんなレベルじゃなくてあなたシナリオ本とか買っててほぼ丸暗記してたでしょっていう。

 

以下ネタバレを含みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしはすごくアスカさんが好きで最初のころのテレビ放送リアルタイムからアスカさんが好きでどうしてアスカさんを救ってくれないのかシンジさんがメインなのの意味がわからないと思っていて劇場版を見てさらにアスカさんは酷い目にあっていてアスカさんに対する救いはどこにもなくって本当にシンジさん気持ち悪いし死んでほしいって思っていたんですよ。

で、破が今の高校生や思春期の男の子にとてもうけるところもすごくわかるんです。純粋に見ていておもしろいし、爽快感がある。心を開いてくれない女の子たちが自分には開いていってくれてみんなが自分に期待してくれてて、そして実際強いし想定外のことやれちゃうし。

 

Qの前に上映された「巨神兵東京に現わる」、あの巨神兵は「序」の後のシンジさんと初号機がやらかしたことです。そういうことだと思いました。7日間かけて、命を根絶やしにしたんです。

だからみんなシンジさんに冷たいんです!当たり前です。だいたいアスカさんの服装を見てください。片目を失おうともプラグスーツの下はナウシカのクシャナ殿下みたいな状態になってそうなガムテープ補強しながらも破と同じの着てるんです。14年経っても。誰か買ってあげてください。そんな覚悟です。アスカさんは現実を生きているんです。そりゃ「ガキ」シンジです。途中までずっと「バキ」シンジだと思ってさっぱりわからんなって首をひねってました。一方シンジさんは7日間で世界を丁寧に滅ぼした挙句14年寝太郎です。起きたら「何も知らないよー」って言うし何も考えずごく自然に新しく支給されたどう考えてもブラックスワン的なやつを着ちゃってます。あといつ綾波さんは本が好きだったんだろうか。あとどう考えても着替えている最中のシルエットのときに部屋に入るのはどうなの。きもい。人の話を聞け大切な人の話を聞け勝手に勘違いして行動するんじゃない。いらいらいらいら。

 

「ぜんぜん意味わかりませんでした。破から14年もたってるんですよ。最初セカンドインパクトの再現かと思ったんです。でも違いました。パラレルワールドとも思いました。よくわからなかった。楽しくなかった」

高校男子はそう言った。

「旧劇場版を見て、それからもう一回見に行きなよ。そしたらたぶん」

わかるよ、とわたしは言った。

続きを見るまで、また生きなくちゃ、とわたしは思った。 

 

 

 

(おまけ)Q見た人には通じる!?かな。あの窓から見えていやな感じの首のキャラ弁を作りたいと思ったけれどうわあ、というこのハンバーグをどうぞ!悪夢!