2024年共通テスト化学を解いた雑感
ずっとね、読解力とか考える力だとか言われ続けているわけです。で、結果どうなるか?というと、高校化学の教科書範囲外の、今現在の最先端だとか大学化学で学ぶ内容のところから出題したくなるわけです。だがしかし共通テストは高校化学の教科書の中からしか出題できない、となると何が起こるか?ばかみたいに大前提をべらべらべらべらしゃべりまくって、こういうことなんですけど、今回のこれはどうなりますでしょう!?みたいなことになる。で、結論としては化学を勉強してなくても文章読めればこの問題解けるよね…?的問題が多数出てくる、のオンパレードでした。
問題考えた人は十二分にわかると思うけれど、高校で化学勉強してなくても、文章読みこめばそれだけで解ける、という問題が複数入っている問題が多数あることはよいことであるのだろうか?要するに何を勉強してようが、「地頭」が良い人間を選別したいことは明白でそんなに努力しなくてもフルマラソン100m換算で18秒程度で走れてほしいんですよねーって言ってる感じ。いよいよもって選民が始まっているのではないか、とひしひしと感じます。がだがしかし、その地頭というものは若年においてバカみたいなジャンルを問わない多読で培われるものでもあるのでやっぱり読書になるのではないかな。文章読む力って一朝一夕でつきませんし、結論としては化学だとかの学問は植物でいうところの末端の枝や葉っぱであり大前提としてのそれを読み込む力や理解力は他ですでに培われている。
なぞの玉が2つある
今週のお題「2024年にやりたいこと」
書斎の大改造を行っているのだが物入の扉を開けないで2年ほどたつので中のものがなにもいらない気がするのだがいざ開けてみると封をあけていないかわいらしいメモ帳やらガチャガチャの玉2つや混沌そのもののほどくのに何年もかかりそうなネックレスやら一度も袖を通していないがかわいいTシャツなどを発見してしまいこういうときメルカリ?などと思うのだがだいたいにおいてガチャガチャの玉を開けることすらしない人間に何ができるというのだろう。とりあえず物入からすべてものを出してほかの部屋に広げている。仕事が始まってしまったので広げたままで2月まで行きそう。押収物っぽさある。
八戸の朝市
年末の買い出しに八戸の朝市に行った。朝4時にホテルを出発し、現地に行ったところ真っ暗なのにどんどん買い出しに来る人が増えてきて鶏の塩手羽やパン屋さん、小籠包やホタテやさんなど人気のお店はすでに行列ができていて4時半の時点で200円の大きいホタテは売り切れている。ビニール袋につつまれた黒いもにょもにょしたものを我先にと購入していくのだがナマコだそう。正月用の松を購入したが一枝100円で売っているお爺さんがお金をもらったらそのまま渡されできれば新聞紙にくるんでいただけないだろうか、と交渉するとガムテープの端っこがわからずずいぶんそこで時間がかかり、結局ガムテープの端っこは見つからず隣の店の人に見つけてもらい、その後「しゅっ…しゅっ…!」と口で効果音を出すわりにとても時間がかかり最終的にいただいた新聞紙にくるまれた松を「…花束贈呈」と渡された。あと洋ナシがあってこの時期めずらしいなと見ていたら「これはね、親、そしてこっちが子ども」と洋ナシどうしの関係性を教えてもらった。それは今欲しい情報なのか…?ただこういうやりとり自体がむやみに楽しい。日が出るまでと買い物しつついろんなお店を見て回っていたが日の出前ですでに歩けないほど混み始めたので6時ころには撤収、ホテルにもどって二度寝。
種苗交換会という秋田県の農家のお祭りみたいなやつ
2022年10月29日から11月4日まで、秋田県大仙市で開催された第145回秋田県種苗交換会に行ってきた記録。
今週のお題「地元自慢」
地元自慢になるのかどうか。結構楽しかったです。
種苗交換会って検索すると秋田県のそれしかでてこないので特殊な行事だと思う。
まずは主会場での農産物出品展示。これがメイン。多分。
入賞目指して特別に育てられたすごい農作物たちがこれでもか!と並べられている。
すごい賞を受賞した稲の穂と
ねっこ。
エリートっぽいつや。
参加者がとても丁寧に見ている。
知り合いが入賞していたりするパターンもある。
正直何も詳しくないのでどこをどう見ればいいかもわからないのだが
精米ゾーンはむやみに人がいた。
入賞サキホコレお米ゾーン。人だかりが絶えませんでした。
あきたこまちとの違い。わかる人にはわかるのだろう。(わかりません!)
昆布ではなくてタバコ。
ときどき参加者の荷物から木が生えている。
他にもたくさんあるんだけれど農業機械の展示会がやっぱりメイン。
クボタのスマート農業の動画と実物に食い入るように見入る方々。
アイガモ!?いるの!?と人だかりをかき分けて行ってみたら
ロボだった…。いろいろ勉強になる。
農業機械はともかくめちゃくちゃ高いのでこの展示でどれくらい取引が実際にあるのか気になるところ。特にトラクターなんて花形ですからおじいちゃんたちが笑顔で運転席に乗ったりしていた。乗るだけはタダだから…。
しいたけの詰め放題。
試乗。
苗木。
黒松18万円。
温州みかん。秋田で育つ気がしない。
害虫が取れる黄色いバケツ。(取れるの?)
途中アンケートに答えると自分の顔が乗っているカレンダーを作ることができる!と言われたのだがそれいる…?いる人いる…?同様にポップコーンがもらえるようだった。どうりでなぞにお年寄りがポップコーンをぼりぼり食っているなあと思った。
石川理紀之助さん。寝ていて人を起こすことなかれの方。言葉だけは知っていた。特集コーナーがあって勉強になったんだけどやっぱり吹雪でも毎朝3時にたたき起こそうとするのはちょっと迷惑かもしれない。偉人とはそういう人なのでしょうが…。
来年度は潟上市。
ドライブマイカーを見た感想
ドライブマイカーを見ました。
秋田だと2月の3連休なのに、秋田駅前の映画館で11時50分からの1本しかなかった。
2022年2月13日の日曜日に見たのだけれど2日前の予約ではスカスカだったのに当日はほぼ満席。見ている人の平均年齢は体感としては55歳くらい。
私は村上春樹さんの著作物がともかく好きで新刊でたらほぼ暗記するくらいに読む人間なのでそういう観点からしますと村上春樹さんの長編、上下巻あるくらいもしくはそれ以上、そういうのが出るとずっと読み続けないと終わらないので読むのですがそれを読み終わった後どうしてもバッテリーが切れるように人間は寝るしかないので寝るんだけれどそんなときに見る夢のようなそんな感じの映画でつまりなかなか良かった。いろいろつながっている。もちろんつなげるのは羊の役目です。羊がつなげてくれている。
多分ネタバレっぽいとこもあります。語りたくなる。
ドライブマイカーの中に入っている話は村上春樹作品のだいたい全部みたいなものなのだけれど、喪失とわからなさと、それでも生きていくみたいなことが村上春樹さんの作品の根底にはある。世界中の誰しも、何らかの喪失と、無理解と、それでも生きてかなきゃいけないっていう現実を多少なりとも抱えているので、そりゃ普遍性あるよな、って思う。基本的に自分は、村上春樹さんの新作が出るたびに、おお村上春樹はわたしのためにまた小説を書いてくれた、とか思いながら新作を読んでいるのでそういう人は多いのではないかと思われる。
ずっと信頼していた伴侶がすこぶる他人とセックスをしている、それをしょうがなく受け止めざるを得なくなって受け止めて…でもさあ、なんでだよ!ってのを物理的にバットで殴りに行くのが「ねじまき鳥クロニクル」で、クロニクルの中の奥さんは堕胎しているので、この映画の伴侶な「音さん」はこのときの「クミコ」である可能性がある。クミコは兄の「綿谷昇」によって損なわれるわけだけれどここを本作の「高槻」が担う。
「ダンスダンスダンス」で登場する、主人公が心を許して、この人なら友達になってもいいかもしれないな、と思わせる、誰もが好きになる、からっぽな男としての五反田君が登場するんだけれど、これが「高槻」になる。五反田くんは五反田くんらしく行動する。そしてたぶん、五反田君はキキをそうしたように、音さんをそうしたのではないか。
主人公は片目の視野が狭くなる。
見えてないところがある。死角がある。これはねじまき鳥。
音さんが語る物語は、「女のいない男たち」の中の短編、その名も「シェエラザード」の話そのもので、読んだ人は全員が全員シェエラザードの話だなあ、と思うんだけれど、結局の結末が違うので、ここで夢とか創作の混線が起こってきている。
混線が起こっているので(かっこう)わたしの中ではそうか高槻が音さんを殺したのかなと思う。
傷つくときに十分に傷つかなかった、それがよくなかったんだ、ってのは女のいない男たちの中に入っている「木野」にある。同じような光景がわたしのとても好きな「神の子たちはみな踊る」の中の短編の「アイロンのある風景」にもある。アイロンのある風景にでてくる「順子」は「渡利みさき」に思える。
最後に、「渡利みさき」が、どうして家福の車(海外のナンバーを取得した)を運転しつつ、韓国で買い物をして、流暢かもしれない、それなりの韓国語を話し、そして車には犬がいたのか、ということに関してどう考えるのか。
わたしの中では、家福が、あの広島の韓国人コーディネーター夫妻とともに、長期間に渡って韓国で演劇指導の立場になり「渡利みさき」が専属ドライバーとなる、2人は韓国人コーディネーターと共に暮らすもしくは近くに住む、専属ドライバーの「渡利みさき」は、犬の世話も見ていてそんなコロナ禍に彼女たちは同時進行で生きてる、ということにします。
家福と渡利がフェリーで北海道に行くシーンにおいては、途中でコメリに寄るんですが、これは新潟県上越市国分のコメリだそうです。
ここでタイヤ交換もしたのかなーって思いきや、すでに広島でスタッドレス的なものを履いているという。すごいな家福。どんだけ大切にしてるの車。
車を一緒に北海道まで連れて行かなくてはならないのですが、2日間しかないのにフェリーで北海道かーっていうのは水曜どうでしょうファンだといろいろ考えてしまうわけです。途中糸魚川が出てくるので、
新潟→小樽、に乗ったのかな、ってのが順当かと思われます。
でもさ、行くは行くけど2日での往復はちょっと無理がある気がする。
渡利の実家の、結構前に土砂崩れで崩れただろう自宅がああいう感じで、しかも結構主要道路から近いし、すぐ近くに民家もありそうで、それなのに助けてもらえなかったんだろうな、っていうあの雰囲気は、今の限界集落な地方都市の雰囲気をものすっごいちゃんと表現しているのですばらしい。
雪がすごい降る土地だと、誰も住んでいない家屋は普通に雪の重みでつぶれるし、それを誰も撤去しないので、つぶれたまま2,3年そのままは当たり前にある。今年も屋根の上に1~2m雪が積もっている独居老人の家があって、誰も何もせずそのままにして一人暮らしの老人がそこに住んでるままに家がつぶれて老人が死んでるのがわかってやっとニュースになるってのが現実なので。
全体的に言葉が多すぎて、そこまで言語化しないとだめなの?って思ったんだけれど時系列がずっと前に進み続けて(過去の回想シーンが皆無)、なおかつ心の声が全くないので、そうなるかな、とも思う。長いし、くどいし、もうちょっとセリフ以外でなんとかしてよ!と思うんだけれど、やっぱり言語化しないと伝わらないよな…。
多言語話者による劇中劇についてはまったく違和感なかったです。
そして最後のシーンで、シーンに合わせて、その声が聞こえる。
それがきっといろんなものを飛び越えて、そうだな、生きてかなくちゃいけないのだな、って、生き残ったものはそう思わなくちゃいけないっすね。
そんな感じです。
シン・エヴァンゲリオン劇場版:||の感想(自分語りでネタバレしている)
いつもはこの時期忙しいのだが今年は大切な行事の前に消毒するので(消毒した後にチェックする人が素手でべたべた触るためのクソみたいな消毒)逆に時間ができることが判明していてずっと後回しにしていた亡くなった父の土地の名義変更を年度内にやってしまうためあらかじめ休みをもらっていた。土地の名義変更なんてお金のにおいをプンプン感じるが実際はどこも見たことも聞いたこともない土地でただこのままにしておけばさらにめんどくさいことになるから(世の中そんなことはたくさんある)名前を変えるだけだ。謎の山林の猫の額の寄せ集めが2ページくらい渡り一瞬人里離れたログハウスで暖炉の前に猫とだらだらする自分を想像する。暖炉を使うとなると薪が必要だし一冬の薪の量は体験してれば想像するだけでうんざりすることももうわかっているし道もないしそもそも誰もその場所を知らないし猫もいないし犬が飼いたい。そんな土地の名前を変える。結局その中に0円なものがあって「0円ってことはないのででも役場からは0円としかならないのでこういう書類がないとダメなんで書いてもらって再提出」となった。あっという間にその日できることは終わりそのまま役場に行けばよかったしなんなら消毒(無意味)をするために仕事場に行けばよかったのだろうけれど映画館に向かった。
映画自体は長いな30分くらいカットできると感じた(えらそう)。一人で来ている年齢は自分と同じくらいもしくはもう少し若い男の人がメインの観客でみんな仕事休んだのか同士よ…と思った。目の前の一人が途中でお手洗いに立った。我慢は毒だ。
かつてあれほどいらいらさせられたQでのシンジくんが立ち直っていくことがすとんと自分の心に落ちてきてびっくりした。相変わらずこのシリーズの中ではおいしそうな食べ物は何も出てこないけれど(レーションを飲み物無しに飲み物みたいに食べさせられたらふつう死ぬ)「そっくりさん」が口の中をほくほくさせることが本当にうれしかった。そっくりさんのぽかぽか牧場物語があって、守りたいものがある現実と立ち上がらなくちゃならない意味が実感としてあった。そしてアスカが「好きだった」って言ってくれたときは泣いてしまった。アスカには幸せになって欲しかった。本当によかった。ちなみにぬいぐるみの中の人とは破とQのあいだにとっくに深い関係になってると思う。リツコさんが出会い頭すぐさま銃弾を放つのはしびれた。そうでなくてはいけない。相手の脳幹のしずくを浴びても絶対に生きてゆくのだ。
そして少年は声変わりをする。
救済の話なのだ。少年はいろんな人を救って、自分も最後は救われて、生きていこうと踏み出す。いろんな呪われ方があるのですべてを解こうとしてくれてるかのように過剰だったんだ。情報ゼロのまっさらな状態でこの映画を見たらどう思うかは知りたいところ。シン劇場版シリーズのみの履修でもよさそうだけれど。
テレビシリーズをリアルタイムで唖然として映画をみて愕然として(満席で立ち見で劇場版のリメイク版と途中までを見せられた)今やゲンドウの年に近づいて来た。劇場を出てスマホをチェックしたら大学の合格の喜びのLINEがきててしみじみとうれしかった。この映画を見るまで生きなきゃって思いながらも亡くなった人もたくさんいるんだろう。でもわたしは見ることができた。幸運だった。長い旅路で、これからも長い旅なんだろう。ぼちぼち生きていく。
関係して作ってくれたみなさん、庵野監督。ほんとうにありがとうございました。
写真の撮影地はアクアマリンふくしま(2021年2月訪問)
乗り継ぎでもカナダのビザが必要。あとラガーディア空港とボルティモア空港の話。
2019年年末から2020年年始までニューヨークとワシントンDCに行ったときの記録です。
今回年末年始の一番高い時期に少しでも航空券を安くしたい一心でカナダ乗り換えを選んだ。結果エアカナダ(ANAマイルがつく)で
(行き)
2019-12-27 1755 [東京]成田空港発
2019-12-27 1550 [モントリオール]ピエール・エリオット・トルドー国際空港着
2019-12-27 1745 [モントリオール]ピエール・エリオット・トルドー国際空港発
2019-12-27 1917 [ニューヨーク]ラガーディア空港着
(帰り)
2020-01-04 0550 [ボルティモア]ボルティモア・ワシントン国際空港発
2020-01-04 0719 [トロント]トロント・ピアソン国際空港着
2020-01-04 1335 [トロント]トロント・ピアソン国際空港発
2020-01-05 1655 [東京]羽田空港着
という日程に。結局いろいろ合わせて往復14万円ちょっと。
目的地が米国なのでESTAは取らねばと覚悟していたがチケットのメールを見ると経由の場合でもカナダの電子ビザeTAは必要とのこと。
じっくり読んでいけば取れます。そして「取れたよ!」とメールをくれる。親切。5ドルくらい。ESTAよりやすい。ESTAはメールくれない。
入国審査も先に入ったり出るところでやってくれる。トルドー空港では乗り継ぎの途中に自動パスポート読み取り機があってオッケーなった人はどのゲートに行け掲示板に名前がでてそこに行くシステムだった。パスポートの読み取りに3回失敗してわたしは一生ここでターミナルのトム・ハンクスのようにでもあそこまで人間的魅力がないからたいへんだとぐるぐる短時間で絶望したりしました。その後4回目で成功してこの世の支配者は自分かなと思った。
意外といる。
ニューヨークはラガーディア空港に降りたのですがなかなか日本語の情報が少なくてどうすれば市内にスムーズに行けるの!?と悩んだんですが結局go air linkという乗り合いシャトルサービスを利用するしかなくなって利用。もう一つ乗り合いバスサービスが合ったがとても高いすばらしい車を利用するものしか空いていなかった。ふつうでいいので。
ウェルカムセンターに一言話して、そこから案内してもらう、というシステムだったのだけれどスマートフォンに今どの辺を走っているというショートメッセージが来るのでそっち行けばいいじゃん、と外に出たのが運の尽き。どう考えてもこの車に電子チケットを見せて乗るぞといっても運転手から「おまえちがうし!ウェルカムセンター行けし!」みたいなことを言われておいて行かれてしまう。まじかとウェルカムセンター行ったらそこから2時間待たされた。なぜすぐさまウェルカムセンターにウェルカムしなかったのじぶん・・・でもその後ウェルカムセンターの人はとてもウェルカムでいろいろ心配してくれて何度も連絡してくれた。
2時間後同じ運転手が来て「いやおまえいなかったのなんで!」などと言われた。いたし。何よりもおまえが置いてったし・・・。
乗り合いなのであちこちよりながらやっとホテルに着く-!と思ったら突然激混みのタイムズスクエア周辺に停まりこんなところで降りる人いるんだーってどうぞ!降りてー!みたいにしたら誰も降りない。でもなんとか着きました。12時頃だった気がする。
帰りはワシントンからだったので空港はボルティモア・ワシントン国際空港でした。
「ワシントン」といいつつボルティモアにあって遠い。1時間くらいかかる。朝5時50分発なのでこれは空港に泊まったほうがいいかどうか悩んだんですが結局空港近くの送迎有りのホテルに早めに移動してそこから行きました。
ワシントンDCのユニオン駅からボルティモア空港駅まではMARC(平日にあって本数は少ないが安い、7ドル)とアムトラックがあって運良く平日だったので安いほう!とMARCで移動。券売機にクレジットカードですんなり発券される。
適当に構内に入ったら掲示板があってこれに乗れば行けそうと適当に判断して乗車。
列車の中。2階建てでしたがスーツケース持ってたのでこういう車両の間にあるふつうの長っちょろい座席を支配した。ほとんどの人はそうしていました。1月3日(金)の午後3時頃だったが空いていた。
BWI MARSHALL MARC STATIONからは無料のシャトルバスが出ていてスーツケース持った人が行く方向に行けばそれに乗れます。
ちなみに空港ホテルの近くを散策しようとしたんだけれども薄暗くて雨が降っていてATMがすぐ近くにある何をするか見かけではさっぱりわからないでも人がATMからお金を下ろして入っていくお店がありまして何だろう何だろうと興味深く調べたら大麻専門店でした。口コミで高評価!(入らなかった)
ボルティモアワシントン国際空港はわりとこぢんまりとしていて向かってずっと左方向に歩いて行くとぐっすりと眠れそうな居心地のよいベンチが合って多数寝ていた。
アートに力を入れているみたい。
その後無事トロントに移動し
すべてのテーブルにあるタブレットを使ってみたい一心で使い
朝食を取り(見かけ通りのあじわい)
ひたすら熊と鮭とカエデと赤と白押しのお土産を冷やかしてカナダっぽいトレーナーを買う欲望と戦い
ぼーっとアイスホッケーを見てあとは日本に帰りました。帰りの座席指定遅くなってしまい343座席の4の中になってしまい隣ポケモンでいうならピカチュウみたいな人だったらいいなあと思ってたら右からずっとずっと寝ているカビゴンアローラナッシー(身長2mのカナダの若者)ベロリンガ(じぶん)ピカチュウ(めんこい女の人)でアローラナッシーすごい気を使うアローラナッシーでよかったです…足を折りたたむのがともかく大変そうだったカビゴン寝てるし…。
次はトランジットでその国を探検したい。
空港の掲示板入れ替わりが早すぎてついて行けないので写真にするといいものです。
ワシントンのユニオン駅に降りてスマートフォンを取り出してさーてここからMARCに乗るってなるとと一息つこうとした瞬間、50代くらいの男性が「どこいくんだ!」「MARCか!」「そうか!こっちだ!」「荷物重いか!」「こっちだ!」「あれちがう!」「ちょっと調べてくる!」「やっぱりこっちだ!」と親切に道案内をしてくれました。親切。間違えるけど。
ニューヨークからワシントンDC間のアムトラックに乗った
2019年年末から2020年年始の話です。
ニューヨーク→ワシントンDC間の移動はいろいろありますがアムトラックに乗りたかったので乗りました。その記録。
Amtrakのオンラインチケットはこちらのサイトから。
じっくり読めば予約できます。わたしでもできた。
すぐにEチケットが添付されてきます。
わたしは2020年1月1日の9:47発ニューヨークのペンシルベニア駅(Penn station)からワシントンDCのユニオンステーション(Union station)(13:21着)まで移動しました。
払い戻しできるできないや時間帯によって値段はいろいろ変わるみたいなんですが、じぶんの場合は払い戻しなしの一番安いチケットで54ドル。他には保険をつける付けないがあった。つけなくてもいい気もする。なんか心配で付けたけど(9ドル)・・・。
そのまま乗ればいいのではと思っていたら駅で荷物タグを配っていた。Eチケットを見せたらタグが2枚もらえた。
荷物を送れる(10ドルくらいだった気がする)ところもあった。大きすぎるのはこっちがいいのかも。ふつうの80Lくらいのスーツケースは持ち込める。
直前(15分くらい前?)になると待合室の掲示板に入線番号が掲示される。それをみてみなさん一斉に移動するのでだいたいそれについて行く。
仕事しているいぬ。
自由席なので空いているところに行く。この日は途中ボルティモア空港駅までは2人座席1人で使用できた。
コンセントがある。
乗って座ったあとに車掌さんがいらしてチケットを確認後座席の上に何かの紙を挟む。
大きい荷物は上の網棚に入れられる。80L程度は余裕で入りそうだったけれど自分は非力で持ち上げられず、各車両の最前列にある荷物置き場に置いた。
お手洗い。
到着のユニオン駅。
ともかく暗い。
ニューヨークからワシントンの日帰りツアーもたくさんありますがワシントンは日帰りだともったいない。次はアムトラックで横断もしてみたい。
ニューヨークでプリントアウトしたかったらどうするのか
ニューヨークフィルのガラコンサートのチケットをオンラインで取得したのは良かったのだが紙のチケットがいるという。
そしてそれが添付ファイルでメールされるのは前日。なんだそのギリギリ。あと紙が欲しいのはこれまたなぜ。でもしょうがないので現地で印刷するしかなくアメリカだとと検索しまくったら2パターンありましたが結局じぶんはFedEx Office Printを使いました。もう一つはステイプルズ。A4くらいのサイズ1枚で83円で印刷しました。
店頭にコピー機があり、クレジットカードを差し込んで画面を操作。
Googleクラウドを使う方法もあるそうですがじぶんはメールを使用。
指定メールアドレスに添付ファイルで送ると返信がきて、そのメールにある番号を打ち込むとプリントアウトされる。
ちなみにカーネギーホールだしガラコンサートだし服装も正装かしらとそれなりの服装をしていったんですが(荷物がその分増えた・・・)イブニングドレスやタキシードや蝶ネクタイの人もいれば普段着の延長の人もいたのでわりとどうでもいいみたいでした。
ワインも飲めて最高でした。演奏ちょっと寝てしまったけど・・・。クラシック聴きながら寝るのはほんとうに気持ちがいいですよね・・・。
ニューヨークとワシントン旅行(2019-2020の年末年始)についての記録
2019年から2020年の年末年始アメリカはニューヨークとワシントンに行った。
これが自分としてはたいしたことでしてなぜかというと英語があんまりできない。恥ずかしい話、中学生英語と単語でぽつりぽつりと話をするが相手の聞き取りができない、文章を読むのも時間をかければなんとかなるけれど空港で入れ替わる電光掲示板が入れ替わるまでに読み切れないレベルで遅い、でそんな人間であろうとスマートフォンとインターネット回線があればなんとかなったのだということを記録しておけばきっと誰かに役に立つのではないかと思うからである。
出発前から出発してからも調べることがたくさんあるのだけれど一番頼りになったのがわりと最近のできればあまり語学が堪能じゃなさそうな人のブログ記事。ツイッターのように反射的なものではなくて「誰かに伝えよう」とする気持ちがあって書かれているものなのでまとまっているし、教えてしんぜよう!というホスピタリティにみちあふれている。とても助かる。
カナダの電子ビザ(カナダから入国したので)、アメリカの電子ビザ、ニューヨークラガーディア空港からニューヨーク市内までの乗り合いバス(あまりうまくいかなかった)、ニューヨークメトロカードの購入、メトロの活用、ブロードウエイ、ニューヨークフィルのチケット、チケットの現地での印刷、各美術館等の電子チケットの発行、アムトラックの手配、ワシントンのメトロカードの購入、メトロとバスの活用、Lyftの利用方法、MARCの乗り方、この辺の手配の仕方だとか感想を等身大で書いておきます。
成田空港温泉空の湯に行ってきた
成田空港温泉空の湯は成田空港で2時間〜3時間暇になるなら行っても楽しいと思います。
成田空港第2ターミナルバスのりば23番から一時間に二本無料シャトルバス。
片道10分。
バスは座席が14席くらい。11時ころで乗客は自分以外は3人。
入浴だけだと1000円。タオルセットは300円。
露天風呂からは飛行機がなかなかおっきく見れる。
あと2機2通り過ぎたらサウナに行こうとかっていう頻度。
サウナは広い。温度が85℃〜90℃付近。12時頃でまだ早いからかも。水風呂は17℃くらい。
卓球や
カラフルな壁やカラオケボックスや
マンガのあるダラダラコーナーがありました。岩盤浴もあるしカプセルホテルもある。
帰りのバスは(14時頃)一人でした。
飛行機見ながら風呂はよかったです。
あとメイク落としと化粧水、乳液がちゃんとあるのもよい。
ということで二代目旅秋田いぬいぐるみ(1代目を忘れた)と出かけてきます。
祖父と黒飴と日本対アイルランド
大正生まれの祖父は祖母が亡くなるずっと前から3回も脳卒中を起こし7つも年の違う祖母よりは先に亡くなると誰もが思っていたが祖母は「こやい、こやい」(秋田弁で、つかれた、という意味)といいつつあっという間にすい臓がんで亡くなってしまった。わたしの父母はがんだということを知っていたが祖父母にはそのことを伝えなかった。うちの家系にありがちな、妙に現実主義で相手の気持ちを考えない理屈だけのことをとりあえず伝えなくてはならないという使命感があってか祖父はそろそろ意識がなくなりそうな祖母に葬儀の持ち方や予算などを相談していた。当の本人にである。そうして葬儀の日がやってきて長いお経が唱えられた。
祖父は右だったか左だったかとりあえず半身が麻痺していて、それとは別にのどの具合が悪いと1日2袋の黒飴をなめていた。口の中に常に黒飴がある状態だった。歯を磨くときには飴を出し磨き終わったら再びinする。そうしていて食欲がないのでそろそろ死ぬといういう。黒飴はとても消費するので注文して箱で買っていた。
お経の間ずっと祖父は泣いていた。涙の多い葬儀だった。
葬儀の後、祖父の座っていた場所の下に黒飴のからが3個落ちていた。
それを見て、わたしたちは笑って、泣いた。
こういうおかしみをわたしはとても愛しく思う。
そしてとても大切にしたい。
そういうささいなことをたくさん抱えていきたい。
父と一緒にラグビー観てたんだけれど集中したかったらしく途中からイヤホンをつけられてしまった。勝ってほんとうにうれしかった。