パレード

ことばがただパレードしている、そんな場所

おっぱいのはなし

今日カーラジオでおっぱいの話を聞いた。2回。

ひとつめはお昼に外出したときで、子どもを母乳で育てることについてのお話だった。

ふたつめは、帰るとき。「フォーエバーヤング(秋田では聴いたことがない人はいない有名なラジオ番組)」にて石垣正和さんと樋口暁子さんが

「女の人はおっぱいの先にとても奥深いものがあるのです!」

「でも好きなんでしょ?」

「うん」

といっていた。

 

ひとつめの話で甥っ子のことを思い出した。

5歳になる甥っ子はおっぱいが大好きで怒られたり落ち込んだりして精神的に立ち直りたいときにおっぱいをとても触りたがるそう。

「おっぱいを~触らせてください~妹ちゃんはどいてください~」

と泣きながら(世界の中心で愛を叫ぶでの「たすけてください~」的言い方)じぶんの妹(2歳)をどかして思う存分触って寝て復活するらしい。妹ちゃんは同様に母乳で育っているんだけどそこまでの執着はなく性差であるのか個人の性格であるのか不思議だ。

 

ふたつめの話ではある教え子のことを思い出した。

黒板に酸素分子のモデルとして二重丸を二つ並べて書いただけで笑いが止まらなくなる男の子がいて、それはどうにもおっぱいに見えるから、ってことのようなんだけれど、だいたいだからってそれで何がおもしろいのかわからないしおっぱいで笑っていることにどうにも頭にきて(うんこっていって笑ってるものの延長であろう)めちゃくちゃ怒ったんだけれどどうにもこうにもおっぱいだからねってこっちも最後は笑ってしまった。その子はおっぱいネタには必ず食いついてくるのでさぞかしおっぱいが好きだったんだろう。あるとき甥っ子の話を思い出して

「母乳でずっと育ってるとどうにもおっぱいに対して執着するらしいさてはおまえもだろう」

とにやにや意地悪くたずねると

「それはないです」

と笑いながら言うのだった。

 

母乳もなにも彼を生んだ後すぐにいなくなったんだそうだ。

顔も見たことない。

 

「いろいろあるのね」

「いろいろあるっす」

 

こういうときに相手が高校生だとつい甘えてしまう。わかってるよなあお前はって相手を無理やり大人の気持ちにまで持ち上げて、話を終わらせる。我ながらずるいものだ。

 

あの子が二重丸じゃなくて、本物のおっぱい、おっぱいじゃなくてもいい何か暖かいものに触れられていたらいいなあ。