わきが先生
まあわたしがそうなんですが。
2,3日前から急に背中の一部が盛り上がって痛くなって「粉瘤ですね」と言われ月曜日に切ることになったんだけれどまーそこからのにおいがとてもくさい。3日前ほどから「誰かくさい人がいるな」「なんのにおいだ」「なんか振り返るとくさいな」と思っていたけれどじぶん。周囲からの指摘はなかったのだけれどでも本人に直接って言いにくいものだし。
耳垢が湿っている乾いているは遺伝を学ぶ上ででてくるのだけど、湿っている耳垢の場合アポクリン腺の発達がイコールなのでいやだなあと思って毎回避けてる。でもメンデル遺伝します。
わたしは耳垢が湿っていますし、結構ひどいわきがです。夏場チョークで黒板の上方に字を書くときにはついかいじゃうしくっさ!くっさ!とか思いながら授業している。清潔にしていますし、食生活にも気を配っているけれど体調、特に生理周期次第でもしや小鳥なら殺せるのではないか…と思えるほどの空気をそこから出すことができます。子どものころからずっと悩み続けて今の結論はディオナチュレ最強。
世の中のみなさんおやさしいので直接お前くさいよといわれたことは今まで一度もありません。しかしこの人くさいなあとは思われていると思う。昔は本当に悩んで手術しようかとも思いましたし親をのろったりもしましたが今となってはくさくならないための方策を駆使してそれでもくさいのならばそれはしょうがない、となりました。世の中いろいろなにおいがあるしね。まあこのにおいが好きだという人もおりましたし。かわった人だとは思うけれど。
ただ同じように悩んでる子がいるだろうなあと最近は自己申告して言うようにしています。自分の力で努力して変化しないものに対してはくよくよ悩んだって仕方がない。それだけで嫌われることもない。それだけで嫌いになってくるような人に好かれてもしょうがない。
あと学校の薬品庫には酪酸(CH3(CH2)2COOH)という物質がありましてこれがね、すごいの。酪酸にくらべたら剣道の防具の中のにおいも野球部の靴のにおいもわきがだってたいしたことない。すごい。ふたを開けなくてもにおってくる。汗や靴下のにおいを凝縮したようなやつです。一度好奇心に負けて開けたことがあるけれどまさに地獄のふたが開いた感じ。鼻のおくに粒子がくっついちゃってずーっとずーっとくさい。笑えるほどくさい。ただこわいことに人間の鼻はすぐなれちゃうのでわりと平気になっちゃう。くっさいのに。
なのでまあにおいで悲しい思いをすることもあるけれどまあ酪酸とくらべたらわたしもまだまだ…と思えばいいんじゃないのかな。