名前のないものを食べる
名前のないものを食べる。
普段つくるものには名前がない。何かをなんらかの形で加熱したものを食べている。
もしくは加熱していないもの。
今年もいろいろ自分のようなめんどくさがりの人向けのレシピを公開したんだけれど、でもそれだって無理やり名前をつけたような、何かをなんらかの形で加熱もしくは加熱せずに食べられるような形にしたもの。
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こちらを読んで、自分にとっては何だろうって思って、いろいろ考えるとわたしは料理の前にずっと立ち止まっていることを本当に好まない、とても嫌い、ということがわかってちょっと愕然としている。好きだと思っていたのに…。
まあ超お勧めとなると現実、炊飯器と圧力鍋と保温鍋になる。
炊飯器は象印の羽釜。今も5万円オーバーしますが買って損はない。
羽釜は内部の塗装がはげちゃったんだけれど無料で交換してくれました。さすが。
圧力鍋はティファールを使用。
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この辺でも使っています。やっぱり加圧した後弱火30分でなんでもだいたいとろとろになるってのは魅力。
保温鍋はシャトルシェフを使用。煮込み系は圧力鍋プラス保温鍋がもう無双。どんだけエネルギー資源の節約になることやらうひょひょひょとか思いながら使う。
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土鍋でご飯を炊くことにもはまったり、それどころかサバめしにはまったこともあるんですが、目を離せないってのが耐えられない。それを避けるためならばどんな労力をも厭わねえ。ずっとかき混ぜるだとか焦げないように見張るだとか「ころあいをみはからって」だとか文明が発達してんだからその辺どうにかしろよ何のためだ文明とか思って上記3つはその辺すばらしい近代文明。あとちゃんとしたオーブン。
実際は今日も明日も名前もないものを食べて、お皿を食洗機に放り込んで(食洗機もとてもおすすめ)そうやって何かをなんらかの形で加熱したものを食べていこうと思う。もしくは加熱していないもの。
今年もありがとうございました。