パレード

旅行と動物と料理と化学らへんを不定期に更新します。

子どもを人質にとる親たち

自分の子どもを人質にとる親がいるのよ。

あれです。

「うちの子が(このような問題行動をする。家には何も問題もない、だから学校が主原因である。そういうことをおおっぴらにすることになりますよね)いいんですか!!??」

ってやつ。

 

どうぞどうぞ。

だって、わたし、一人の進路が決まろうが、大学に進学しようが、浪人しようが、なんでもかんでもそれで首を切られるわけでもないし給料が上がるわけでもない。だってその人たちに対してどこまで残業代も出ない中、夜遅くまで指導しようがどうしようがも、反映されるところはどこにもない。強いてあげれば勤務評価?ってそれっておいしいの?(給料には反映されません)ってところだけ。勤務評価もさあ…卒業学年担任だったらAもらえてそれ以外はBとか…そんなもんすよ。これ自己評価ですけど管理職判断でこれ下げられたらパワーハラスメントでわたしは訴えたい。それで別に職場追い出されたりしないし。まあ管理職って1,2年で退職の人だしな…。

だから、わたしが夜遅くまで仕事しようが、面談しようが、指導しようが、全部好きでやってることです。やりたくて、やっています。まわりの人そんなんばっかりですけど。

 

いいよ、自分の子どもに対して無理な期待抱いて、それをかなえられない原因を学校に求めても教員に求めてもいいよ。でもねえ卒業したらあとどうしようもない。わたしはその子の人生を背負うことはできない。したくてもできない。

 

人質にとって、あたかもこっちが下僕みたいにして、言いたいこと言ってもいいよ。

でもねえ、何をしたいの。わたしは親のあなたじゃなくて、子どもが、どうにかこうにか大海原でも生きていけるような最低限の息継ぎと楽な泳ぎ方と楽しい泳ぎ方を教えたい。何を言ってもいいよ。でもわたしは覚えている。理不尽なこと、自分の手に負えないことを人を傷つけてでも言いたい放題言ったこと。でもね、彼らがこの後何かあったとしてもわたしに連絡が来るのはあなたの後、ずっと後、もしかして全部通り過ぎた後。わたしはずっと背負うことができない。

写真は葛西臨海水族園。2014年11月中旬。このときはいっぱい泳いでいたなあ。